心的外傷後ストレス障害
(PTSD)
心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは、生命を脅かすようなつらいできごとを体験することによって、身体やこころが反応してしまい、さまざまな症状を生じる疾患です。
- 主な症状として、「体験したできごとが勝手に頭に浮かんでしまう(これをフラッシュバックといいます)」「体験したできごとに関連する事象を回避してしまう」「自律神経が高ぶってしまい物事に敏感になったり、眠れなくなってしまう(これを過覚醒といいます)」「自分のことを責めてしまう」などがあり、それらの症状が1ヶ月以上持続することが特徴です。
- 症状が1ヶ月以内に消退する場合には、「急性ストレス障害」と診断されます。
- 体験したできごとの直後から症状が出現することや、数ヶ月経ってから症状が出現することもあります。
GIVING TREE CLINICの治療
- 体験したできごとから時間が経つにつれて、症状が自然に改善していくことも多く、焦らずに治療していくことが大切です。
- トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)が有効ですので、必要に応じて公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングを行います。
- おくすりは、選択性セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を第一選択として使用いたします。
- GIVING TREE CLINICでは、急速眼球運動法(EMDR)を実施していません。ご希望の際には、適切な医療機関をご紹介いたしますのでお気軽にご相談ください。