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発達特性のある子どもの「育て方」
こんにちは、GIVING TREE CLINICの山口です。
今回のコラムでは、先日町田医師会に寄稿したコラムを紹介したいと思います。
https://www.machida.tokyo.med.or.jp/?page_id=29138
「こだわりや癇癪が目立つ」「落ち着きがない」「友達と上手に関われない」――。
このようなお子さんの特性に悩んでいる親御さんも少なくありません。
まず知っていただきたいことは、発達特性のあるお子さんの行動の多くは、親御さんのしつけや愛情不足によるものではなく、生来の脳の特性に由来しているということです。
発達特性のあるお子さんの子育ては、「子どもを変える、直す、正すこと」ではなく、「子どものペースに合わせ、子どもが安心できる環境を整えること」が大切です。
発達特性のあるお子さんは、その特性のため、コミュニケーションや環境変化が苦手だったり、注意の切り替えやスケジュール管理ができず、失敗を繰り返してしまうことがあります。
そのような時に、「ちゃんとしなさい」「他の子と同じようにやりなさい」と感情的に叱責することは、あまり意味がないばかりか、お子さんの自己肯定感を低下させてしまい、うつ病や不安症の併発など将来的な悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
あらかじめ予定を明らかにする、やるべきことを一つずつ伝える、視覚的にわかりやすくするなど、特性に合わせた工夫を心がけましょう。
また、どんなに小さな成功でもできたことを積極的に褒め、お子さんの自己肯定感を育むように努めましょう。
そして、お子さんの特性を受け入れ、「あなたはあなたのままで大切な存在だ」というメッセージを伝え続けることが、お子さんの健やかなこころの成長を支える大きな力になるはずです。
最初から完璧な親御さんはいません。
子育てを家族だけで抱え込む必要はなく、学校や地域の支援機関と協力して成長を支援することが大切です。
私たち医療機関もその窓口の一つであり、子育てで悩まれた時にはいつでもご相談いただければ幸いです。
山口 大樹
